2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の商売ネタ

バナナダイエットで日本の店頭からバナナが消えているそうですね。 いやはや、ある種の願望は永遠に商売のネタになるんですね。 つらつら考えてみると、 ・女性の痩身、美肌 ・男性の薄毛、強壮 ・英会話 ・一般的な健康増進 ・利殖(というより一攫千金) …

リスクをとるということ

我ながら、世の中ひっくり返っているなかで極楽とんぼしていると思いますが、何しろ日常に変化が無いもので。さて、ヨーロッパにおりますと、時々カジノに行く機会があります。日本人ですと、マージャンとかパチンコとか、多少とも腕を試されるものを好むよ…

ブラッセルにて

先日、仕事でブラッセルに行く機会があり、少し観光をしてきました。 市の中心から少し離れたところに、サンカントネールという公園があり、そこに3つの博物館がありますが、非常に考えさせられました。最初は、王立軍事歴史博物館。実は筆者は軍事おたく的…

「私」の正体

今週、当地のテレビの日本チャンネルで放送されていた、NHKの番組である爆笑問題の「“あ〜、疲れた”の正体」は衝撃的でした。残念ながら途中からしか見ていませんでしたので、すべてを把握しているわけではないんですが、最初は、疲れの分析から始まりました…

人間を取り巻く「確からしさ」というもの

佐野眞一氏の「甘粕正彦 乱心の曠野」を読了しました。係累に旧満州出身の者がいる身として、他人事と思えない部分がありましたね。 しかし、ある書評にあったように、60年以上も前に亡くなった人物の事跡を追うという作業、実に労力がかかるものであるし…

GMの合併騒動

アメリカ自動車産業のトップであるGMが苦境に立たされています。いや、苦境なんてものではなく、数兆円の債務超過(ただの債務じゃなくて債務超過ですよ)に陥っているとのこと。 折からの金融の混乱もあいまって、GMの株価は一時、4ドル台になったようです…

「金融の混乱」に思う

すっかり間が開いてしまいました。例の金融の混乱なども横目で見ながら、毎日ばたばたと日が過ぎていってしまいまして。こちらへは単身で来ているため、日々何かとありますし、週末は日本人同士の付き合いとか現地語の勉強なんかもあって、なかなかブログに…

文明の退化?〜壮年期

風観羽さんによると、文明は退化しているそうな。いや、別に揶揄しているのではありません。氏の人となりを知っている者として、氏の危機感は痛いほど伝わってきます。しかし。「退化」という言葉の中に、どこか単一のものさしが感じられますな。このような…

続々:政治家の発言に思う〜「昭和」の限界

このテーマ、前から書くつもりだったんですが、いい機会なので取り上げてみます。例の政治家に限らず、「昭和の限界」というものがあるのではないかと思っています。「昭和の限界」とは何か。筆者の感じでは、明治の指導者のバックボーンは、漢学だと思いま…