2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

筆者の文体について

昨日の続きです。 筆者は、このブログでは、文体として「〜と思います」と書くことが多いはずです。基本的に、あまり断言はしたくないですね。昨日も書いたように、物事を把握することがいかに大変かと思っているので。実は最近、同級生の一人が亡くなりまし…

なぜ時評をしないか

このブログでは、筆者は基本的に時事評論をしていません。 ブログを始めるにあたって書いたように、組織人としては、あまり適当なことを書いて組織に迷惑をかけたくないという面があります。 しかし、もっと根本には、「時評の難しさ」を感じているからなん…

寺山修司

イースターウィークエンドは、チェコにいたんですが、その間に栗原裕一郎氏の「<盗作>の文学史」を読みふけっていて結局約500ページを読了できました。自ら、「文芸における盗作事件のデータをここまで揃えた書物は過去に例がなく、類書が絶無に近いこ…

散りぎわについて

先日、オペラをまた聴きに行きまして。 今回は、ヴェルディの「椿姫」。貴族相手の高級娼婦のヒロインが、青年貴族と恋仲になったものの、青年の父親から諭され、身を引く。最後は、肺結核に冒され、駆けつけた青年の腕の中で息を引き取る・・というストーリ…

イースター

当地ヨーロッパは、ただいまイースターウィークエンドにあります。そのため、筆者も3連休の小旅行を楽しんでおります。 よく分からないのは、なぜか、毎年の日にちというか月まで違うんですね。昨年は3月だったんですが、今年は4月なんですな。 イースタ…

プルゼニュ/ピルゼンという町

昨日書きましたとおり、筆者、この週末、チェコに滞在していました。泊まっていたのは、プルゼニュという町なんですが、日本人には、旧名(ドイツ語名)のピルゼンの方が通りが良いでしょうね。そう、あのビールで有名なピルゼンです。 なぜピルゼンがビール…

オペラの愉しみ(その2)

総合芸術であるオペラですが、内容はなかなかあぶないものがあります。 まず、悲劇の場合は大体、殺人ですね。あるいは目をつぶしたりなんかも日常茶飯です。その意味では、ナイフとか剣はオペラの必須アイテムです。 また、濡れ場も実に多い。大体、殺人の…

オペラの愉しみ(その1)

昨晩は、久しぶりにオペラを聴きに行きましたが、すばらしくてまだ興奮さめやらないという感じです。演目は、サンーサーンスの「サムソンとデリラ」だったんですが、ソリストの力が凄くて。豊かな歌声は本当に満ち足りた気分にさせてくれます。筆者の住居か…

食べ物のこと

最近、旧社会主義国なんかも本当に開けてきましてね。ショッピングモールなんか歩くと、ブランドショップなど旧西側と遜色ないですよ。 スーパーマーケットなんかも百花繚乱なんですが、面白いのは旧社会主義国では例えば英系のテスコとか、仏系のカルフール…