2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ツール派とコンテンツ派?

先日日本に一時帰国した際に、畏友風観羽さんと長時間話し合う機会を持ちました。相変わらず、非常に刺激的な時間だったんですが、その際、氏が繰り返しiPhoneの魅力について語り、また実演してくれました。しかし、筆者には残念ながらピンと来なかったのが…

経済学は役に立つか

最近、ネット上で、経済学の有用性についての議論が結構白熱しています。例えば、ぐっちーさんとか畏友、風観羽さんとかがいい議論を展開されています。ですので、屋上屋の観がありますが、筆者も経済学士の端くれですので、少し書いてみますか。まず、人間…

現代文明を支えるもの

世の中には、非常に単純なものに実は大きく依存しているケースが結構あります。 例えば、産業における「ねじ」なんかそうですね。たかが、ねじと言うなかれ。自動車にしても、電気器具にしても、最終組み立てというのはほとんどねじ締めです。ねじなしには、…

歴史人口学からの妄想

先月、当地TVの日本チャンネルでやっていたNHK「爆笑学問」は衝撃的でした。テーマは歴史人口学で、上智大学の鬼頭宏教授がゲストだったんですが、一番印象に残ったのが、「弥生から奈良朝にかけての日本の人口増加は外からの流入なしには考えられない…

フランクフルト

今月は日本に帰国していた関係で、更新をだいぶさぼってしまっています。まあ、無理のない範囲と言う方針ですのでご寛恕ください。 さて、帰国の際に、フランクフルト空港で相当な待ち時間があったので、町に出てみましたが、非常に勉強になりましたね。簡単…

私の歴史原体験

しばらく更新をさぼっていましたが、日本に一時帰国していたもので。それにしても、インフルエンザ騒ぎは国外から見ると異常ですね。弱毒性らしいので、もう少し冷静というかまともな対応をしてほしいものです。さて、筆者の周り、というか親戚筋でのメール…

三十年戦争

戦争はすべからく悲惨なものですが、ヨーロッパの三十年戦争は史上最も悲惨な戦争の一つであると思います。この戦争、1618年から1648年までの丁度30年、最初はカトリックとプロテスタントの闘争、後にはハプスブルク家とブルボン家の争いになり、…