2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マニアックフィンランド紀行(2日目)

例の朝食を摂った後、雪の中出発。 まずは、建築史博物館に。ほとんど貸し切り状態。小ぢんまりしているものの、なかなか見ごたえある展示。全体的に、日本で言えば丹下健三あたりの時代に近い感じ。時代で言えば、1960年あたりか。 次に、隣のデザイン博物…

マニアックフィンランド紀行(1日目)

当地の休み(誕生間もないキリストに東方三博士が会いに来た日だそうな)を利用してフィンランドに行ってきました。時間節約のために、水曜日の遅いフライトでヘルシンキに飛んだんですが、驚いたのは、市中心部に着いたのが夜中の2時頃だったのに、結構人…

「乃木将軍」の持つ意味

畏友、風観羽さんから宿題をもらってから時間がたってしまいまして。 それにしても、実に正攻法の問いでしたね。実はすぐに答えが出なくて、改めて乃木さんのことを調べてみたんです。すると、なかなか複雑な人のようですね。軍人としての経歴も維新の際の戦…

「坂の上の雲」に思う

NHKの「坂の上の雲」、なかなかの力作で筆者も大いに楽しんでいます。丁寧な造りで、かつ役者さんたちも頑張っていますね。個人的には、正岡律役の菅野美穂が健気で一番のはまり役のように感じています。それはさておき、ここに来て司馬史観への批判が散…

昭和に殉ず

筆者、ヨーロッパ在住ながら、いくつか日本の雑誌を購読しています。その一つが「文藝春秋」なんですが、最近違和感が強くなって来ていまして。 というのは、紙面の大半が昭和20年代以前生まれを対象とした内容になっているからなんです。例えば10月号の…