2010-01-24から1日間の記事一覧

文藝春秋というもの

今月もまた文藝春秋が届きました。 いつも思うんですが、この雑誌、ここだけ昭和から時間が止まったような錯覚に陥らせてくれます。 まず、追憶ものが非常に多い。それもほとんどは昭和の時代が対象です。 それから、軍隊関係の記事も欠かしていません。「日…

原典にあたることの重要性

今月号の文藝春秋の佐藤優氏の「古典でしか世界は読めない」第1回「『ヂパング』をめぐる認識ギャップ」は秀逸でした。 論のキモは、マルコ・ポーロの「東方見聞録」の日本に関する記事で、わが国では、「日本は黄金の国である」と書いてあるとしか知られて…