2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本におけるキリスト教の影響

今月号の文芸春秋に、立花隆と佐藤優による「21世紀図書館必読200冊」という対談がありますが、その中で佐藤氏が立花氏にカルヴァン派の影響を見出すくだりがあります。曰く、真理に対して狂ったように立ち向かう、知ったことを人に伝えたくなる、セッ…

勇気は精神上の自己保存

クラウゼヴィッツの「戦争論」を再読していたら、こんなくだりが。「危険は、直接に、すなわち本能的に、もしくは知力を通じて、感情に働きを及ぼす。その結果生ずるものは、危険から逃れようとする努力であろう。そして、それができない場合には、恐怖と不…

中国だから私信じる?

もう20年くらい前になりますかね。ポッカから「維力」なる健康飲料が売られていました。そのコマーシャルのコピーが、「中国だから私信じる」。中国産の原料を使っていることを訴求したものでしたが、今ではまるでギャグです。しかし、このことって、なか…

再びGMについて

いやー、GMなどデトロイト3もいよいよ追い詰められてきましたね。 この問題、いろいろな見方ができそうですし、かんべえ氏はじめすでに多くの指摘があるので今更なんですが、まあ蛇足ということで。まず、この間の公聴会、社有ジェットで乗り付けた話ばか…

「アメリカ」に代わるものがあるか

お久しぶりです。どうも出張やら旅行やらですっかりさぼってしまいました。しかし、本当のインターバルの原因は、ちょっと疲れたというか書くことに食指が動かなかったというのが本当かもしれません。なにしろ毎日いろいろおこるので、これをフォローするこ…

親米とは〜久しぶりに風観羽さん江

このブログ、畏友風観羽さんの勧めで始めたんですが、いつもながら彼のエネルギーと勉強振りには感心させられます。 ところで、最新の記事で米国への傾斜について書かれておられます。まったくそのとおりと思いますが、筆者なりに補足させていただくと単なる…

田母神論文の「ちゃちな」感じ

今、お騒がせの田母神論文を読んでみました。 いや、どうも。 筆者、論旨自体をとやかく言うつもりはありません。いろいろな意見がありますし、知らなかった事実も勉強になりました。しかし、どうしようもなく文章が下手ですね。何だか、中学校の読書感想文…